こんにちはアップ

院長の櫻井ですニコニコ

夏になると増えてくる病気が「水虫」ですガーン

でも、水虫の診断はときとして難しいんですよ目

というのも、水虫の診断は、病変部の皮膚をむいてきて、顕微鏡で「白癬菌」がいるかどうかを

チェックして診断するわけなんですが、市販の水虫薬などを先に塗ってしまっていると、菌が減ってしまって

みつからない可能性があるんですあせる

そうすると、「市販の水虫の薬を塗っているのによくならない」と受診された場合に、顕微鏡検査して

菌が見つからない時に、

①もともと水虫で、塗っていた薬があわない、もしくは使い方が間違っているために、よくなっていない可能性

②もともと水虫ではなく、水虫に似た他の病気(汗疱状湿疹・紅色陰癬など)である可能性

の2つの可能性が出てきてしまうんですガーン

もちろん通常の水虫でも、1度目の顕微鏡検査では菌が検出できずに1~2週間後に再度検査して診断を

確定することもしばしばあるのですが、最初から市販薬を使われてしまうと、再度検査をしないといけなく

なる可能性がより増えてしまうんですシラー

ですから、水虫と自己判断する前に日本皮膚科学会専門医による診察を受ける必要があるんですね合格

※お近くの皮膚科専門医は、http://www.dermatol.or.jp/medical-specialist/map/index.html
から検索できます。