こんにちは晴れ

院長の櫻井ですニコニコ

最近は3日に2日は手術が入っており、お昼休みも結構忙しくしてますチョキ

今日はこれから日光角化症(squamous cell carcinoma in situ)の手術です得意げ

日光角化症とは、いわゆる表皮内癌のことで、これだけであれば転移はしませんが、10年で20%が

真皮内浸潤をきたし、いわゆる有棘細胞癌(squamous cell carcinoma)となります。

今日の症例は、他院で液体窒素療法を3回受けたが再発してしまったという79歳の女性です目

79歳という年齢であれば、液体窒素療法やCO2レーザー治療も十分選択肢には入るのですが、

複数回再発していますので、いわゆる類Bowen型(通常、日光角化症は毛包などの付属器を侵し

にくく、そのため、液体窒素やCO2レーザーのような表在性の治療でよいことが多いとされているが、

私の皮膚病理の師匠である木村先生の多症例検討によると、実際には付属器上皮内に進展している

類Bowen型もかなり多い)なのかもしれませんサーチ

その場合は、やはり切除が望ましいので、手術としましたひらめき電球

というわけで、これから手術に行ってきますドア

皮膚のできものでお困りの方はシャルムクリニックにお越しくださいね音譜