こんにちは
院長の櫻井です
今日の昼休みはタトゥーの切除手術と陥入爪の治療でした
陥入爪とは、爪が深爪などにより爪が爪郭(爪の横・先端の皮膚)に食い込んで痛みを伴う状態です。
一方、巻き爪とは、爪が彎曲(巻くこと)して変形している状態であり、痛みの有無は問いません。
一般的な治療としては、
陥入爪→アンカーテーピング法、ソフラチュール・パッキング、ガター法、VHO法、手術(フェノール法)
巻き爪→超弾性ワイヤー法、VHO法、手術
というところでしょうか。
今日は、保険のきく超簡単な陥入爪治療のガター法のお話
ガター法(ガターとは雨どいの意味)とは、食い込んでいる爪を持ち上げて、軟らかいチューブを挿入する
ことにより食い込みを解消する方法です
糖尿病のある男性の陥入爪です↓
ガター法後です↓
施術時間は、局所麻酔(ブロック麻酔)後、数分で終わります。
チューブ内に食い込んでいた爪が包まれていますね
あとはこのまま爪が伸びきると、爪の先端が指先の皮膚を超えれば、ガターが外れても食い込まない、という
ことがおわかりいただけると思います
この治療の優れている所は、
・ワイヤーなどの特別な高価な器具を必要としないこと
・保険診療でできること
・ダウンタイムがないこと
です
陥入爪でお困りの方はシャルムクリニックにお越しくださいね