こんにちは晴れ

院長の櫻井ですニコニコ

今日は「超音波検査(エコー)」です。

皮膚科でエコーを使う機会は通常ほとんどなく、皮膚科専門医であっても一度も使ったことが

ない、という人も珍しくありません。

しかしシャルムクリニックは手術を積極的に行っているためか、多くの手術希望の患者さまが

受診され、エコーを用いることが多いです。

その場合、エコーは、腫瘍の性状、腫瘍の局在(特に脂肪腫などで問題になるのが、筋層上か

筋層下か)、血流の有無、周囲の血管の走行などを見ることで、診断・術式・手術に際しての注意点

などに多くのsuggestionを与えてくれます。

また、最近ではdeep tissue injuryの評価においてもエコーが有用なことも報告されており、

今後当院でも取り入れていく予定です。(褥瘡や熱傷の評価など)

肉眼的な評価だけでなく画像検査を取り入れることにより、複合的な評価ができるようになります

ので、より確実で、より安全な治療を行うことができるようになるんですね。