こんにちは晴れ

院長の櫻井ですニコニコ

「何年も前から顔に赤み・痒みが出てきて、薬をもらうとよくなるけれどもやめるとまた繰り返す」と

女性が受診されるケースがよくあります。

このような際に何を考えるべきか?

ここが皮膚科専門医の腕の見せ所で、

・接触皮膚炎

・酒さ・酒さ様皮膚炎

・光線過敏症

・膠原病(まれですが、このような主訴で受診された方の、皮膚筋炎を診断した経験があります。

精査の結果、早期胃癌を発見しました。)

をまずは鑑別に考える必要があります。

しかし話はそう簡単に終わらないのは、

・酒さは紫外線にて増悪することがあるし、接触皮膚炎を合併しやすい

というところです。

そのため、まず、初診の段階で、酒さがありそうかどうかを判定するとともに、また、接触皮膚炎の

合併を疑えばその時点でパッチテストの予定を組む、さらに、そのパッチテストに使用する材料も

問診の上でしっかりと聴取し見落とさないようにする、ということが大切になってきます。もちろん

それと並行して、他の疾患の鑑別をすすめます。

こう文章にしてみると簡単なように見えますが、おそらく皮膚科専門医であればわかってもらえると

思いますが、このプロセスをどこも抜かずにしっかり踏めるようになるには、相応の臨床経験が必要

であり、皮膚科専門医でもきちんとできてるのは30%にも満たないのではないかなあ、と思います。

ましてや他科の医師ではまず不可能でしょう。

結果、漫然と顔にステロイド外用剤が処方され続け、酒さ様皮膚炎が増えているわけです。

なかなか顔の赤み・痒みがひかずにお悩みの方は、皮膚科専門医にご相談ください。

※お近くの皮膚科専門医は→ http://www.dermatol.or.jp/medical-specialist/map/index.html

にて検索可能ですパソコン

※シャルムクリニックでは、これまで、エステに関しては水曜日は


お受けしておりませんでしたが、水曜日ご希望の方も多く、


5月より、エステの2回目以降の方に限り、お受けできるように


いたしました



初回の方に関しましては、従来とおり、水曜日はお受けしておりません


のでご理解の程宜しくお願い致します。