本日の手術から。

82歳女性の左頬下部の日光角化症です。術前の生検(組織検査)にて、Bowenoid typeであること

が確認済みです。Bowenoid typeとは、附属器部分にも腫瘍細胞が存在するtypeであり、すなわち、

レーザーや液体窒素で表面だけ治療しても再発してくることが予想されるものです。この組織型の

ものは手術可能であれば切除が第一選択と考えられます。

術前のデザインです↓

3mmマージンで切除し、菱形皮弁により再建することとしました。

術直後です↓


dog ear、たわみが出たところを追加切開しているので、術前デザインより切開距離が少し長くなって

います。

皮膚癌の手術で、特に、皮弁や植皮を要するものは一般的に入院とされることが多いようですが、

当院ではこの程度の簡単な皮弁や安静が保てる顔の植皮であれば日帰りで行っておりますので

ご相談くださいね。

※シャルムクリニックでは、これまで、エステに関しては水曜日は


お受けしておりませんでしたが、水曜日ご希望の方も多く、


5月より、エステの2回目以降の方に限り、お受けできるように


いたしました



初回の方に関しましては、従来とおり、水曜日はお受けしておりません


のでご理解の程宜しくお願い致します。