こんにちは雨

院長の櫻井ですニコニコ

皮膚科外来の一般的な難治性疾患として、ウイルス性イボがあります。

ウイルス性イボに対しては通常は液体窒素療法をまずは行います。

その通院間隔ですが、通常は1-2週ごととしています。しかし、その通りに通院して治療したから

といって簡単に治るならば話が早いのですが、なかなか治りづらいのがこのいぼの嫌なところで、

そのため、当院では、初期病変では、

・ステリハイド外用

・活性型Vit.D3製剤外用

・各種内服(ヨクイニン、タガメット、漢方薬など)

・ブレオマイシン局注

・Vビームレーザー照射

などを積極的に併用しますし、長期病変や極めて難治な場合は、

・チガソン内服

・CO2レーザー照射

・手術

を行うこともあります。

ところが、なかなか治らない、という方の中には、2ヶ月ぶりに来院した、とか、半年ぶりに

来院した、と、非常に間隔が空いている方がそれなりにいらっしゃいます。

1-2週ごとに通院しても難治であるのに、それだけ空いてしまったら治るはずがありません。

まずは定期的に通院しながら、他の治療の併用を模索していくのが望ましい疾患と言えます。