今日は教科書的典型例から。

 

症例:50代、女性

 

現病歴:1年前より両下眼瞼に丘疹が出現。他院皮膚科でペニシリンや

 

ミノサイクリンを投与されるも改善せず大学病院皮膚科を紹介されたところ

 

汗管腫と診断され経過観察となった。治療希望にて当院受診。

 

現症:写真に示す。

 

 

 

さて、治療は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A.DDS内服

 

 

 

 

 

 

診断は、LMDF(顔面播種状粟粒性狼瘡:生検にて確定診断しました。)です。

 

ミノサイクリン内服で改善しないという既往があるため、DDS内服+タクロリムス

 

外用を開始し、症状はかなり改善してきています。