コルクを考える２

かの著名なワイン評論家ヒュー・ジョンソンはこう言っています

「ブショネのことを考えるなら、ロマネ・コンティもスクリューキャップに

すべきである」

と

それでは、なぜこのような欠点のあるコルク栓が使われるのでしょうか

答えは簡単です

高級そうだから。かっこいいから。

実はこれが非常に重要です

ソムリエナイフでワインのキャップシールを剥がし、コルク栓を抜く、この一連の流れが、

レストランでワインを飲むとき、さまになりますよね

ほかにメリットは

コルクを通してワインは呼吸する、という意見もあります

ただ、これについては議論があります

というのも、なぜコルクが用いられ始めたかというと、その密閉性（スベリン化による）故なんですね

つまりは酸素を送り込んでくれるからではないんです

大航海時代なんかは今みたいに温度管理もできないし、ワインの劣化が激しかったんですね（そのため

マデイラができたわけですが。）

ですからその時代に密閉性に優れた天然コルク栓は非常に有用だったわけです

実際、ブショネを克服するために開発された合成コルク（ブショネの確率はゼロではありません）は密閉性が

劣るために、ワインが劣化しやすいことが知られています

それほど天然コルク栓は密閉性に優れている

しかし、密閉性をとれば、スクリューキャップに勝てないのは明らかです

そこで、呼吸の議論になるわけです

to be continued…

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勤務時間：9時～19時（繁忙期残業あり）
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