
症例:82歳、女性
初診の2か月前より全身に痒み・紅斑が出現し、抗ヒスタミン薬内服・外用にても改善せず、
本日当院初診。
臨床所見:略全身にびまん性に落屑性紅斑があり紅皮症の状態を呈するが、
写真に示すように、皺の部分に健常皮膚がみられる。
(車椅子で完全に腰が曲がっているため、この上背部の写真しかうまく撮れませんでした)
さて、診断は?
A.Papulo-Erythroderma(Ofuji)(丘疹紅皮症)
本疾患は、内蔵悪性腫瘍を合併することがあるため、精査が必要な旨も付き添いの方に
お伝えしました。
※シャルムクリニックは、1/8(水)より、水曜日の診療も開始いたしました
水曜日はまだまだ認知されていないこともあって待ち時間が非常に少ないですので、
いぼの液体窒素治療や、水いぼの治療など、定期的に同じ治療を受けられている方、
また、病状が安定しており長期間同じ薬を継続されている方、お仕事が忙しくなかなか病院の
待ち時間を確保できない方、など、水曜日の受診がおすすめです
水曜日は保険診療のみの診療となりますので、自由診療ご希望の方は、それ以外の曜日の
ご受診をお願いいたします。(自由診療の、2回目以降の点滴、および、薬の処方のみの方は
受付可能です。)