先日の症例より。

症例:70代、女性

現病歴:シェーグレン症候群による重度のドライアイがあり、起床時に眼球と眼瞼結膜が

くっついてしまい、毎朝それを剥がすのが激痛であった。眼科で相談したが、点眼薬のみ

処方され様子を見るように言われていた。何かいい外用薬など他の治療はないかと

当院初診した。

さて、治療は?

A.眉下切開

眼瞼皮膚の余剰分を切除すれば今よりは癒着の程度は軽減するだろうと考え、

皮膚を10mm切除しました。

先日術後1ヶ月目の検診に来られましたが、毎朝の症状は大幅に緩和されており、

非常にお喜びいただけました。