こんにちは晴れ

 

院長の櫻井ですウインク

 

今日は帯状疱疹の新薬「アメナリーフ」(9月中旬頃発売予定)の勉強会

 

がありました。

 

本薬剤は、これまでの、ファムビルやバルトレックスよりも、より上流の部分で

 

ウイルスの細胞分裂を阻害することにより効果を発揮する薬剤で、これまでの

 

薬剤と比べてうれしいのが、肝代謝のため、腎機能障害患者においても常用量

 

で使用できる、つまり、採血してCCrによる投与量の調整が不要である、という

 

点です。これまで、高齢者や合併疾患のあるケースにおいては、この作業が必要

 

で、これを怠ると、最悪、アシクロビル脳症や尿細管障害を起こすことがあり得ま

 

したので、使いやすい薬剤であると言えます。単純ヘルペスに対しても治験を

 

検討中のようです。