今日は教科書的典型例から。
症例:20代、女性
現病歴:約1年前より四肢を主体に、自覚症状を伴わない紅色丘疹・
一部小水疱が出現し色素沈着・瘢痕となり消失することを繰り返し
ていた。他院で虫刺されといわれステロイド外用薬を処方されるも
改善なく当院初診。
現症:
さて診断は?
A.Mucha-Habermann’s disease
生検にてLyPは否定でき、Mucha-Habermann’s diseaseと診断
しました。
ルリッド内服+全身NBUVB療法にて加療を開始しています。