症例は80代女性の右足背(外側縁)のBowen病の手術です。
術前↓
ダーモスコピーでglomerular vessels+で、生検にてBowen病(上皮内
有棘細胞癌)の診断済みです。
5mmマージンで皮下組織レベルで切除し、鼠経部からの全層植皮にて
再建しました。(術後のADLは、基本的にベッド上安静を指示し、必要時
のみ歩行可としました。)病理組織学的に腫瘍は取り切れていました。
2週間後の抜糸時にほぼ100%の生着を認めました。(すみません、写真
撮り忘れました・・・)
術後1か月目↓
経過は非常に良好です。