開院以来使用していたQスイッチ・ルビーレーザーが、保守点検において、
内部をそろそろ全とっかえした方がいいと、余命いくばくもないとの診断が
くだりました。Qスイッチ・ルビーレーザーは、当院のシミ取り治療において
主役の機械(ピコレーザーは脇役)ですので、穴をあけるわけにはいかない
ので、新しいQスイッチ・ルビーレーザーをどうするのか問題が立ち上がり
ました。実は先日のJSASにおいては、その機械の選定が一つの目的でも
ありました。
当初はディスカバリー・ピコも候補に挙がりその情報も収集しましたが、
ピコとしては当院のPQXピコレーザーとかぶること、ルビーフラクショナル
は以前他のQスイッチ・ルビーレーザーで試したことがありますがピコ
フラクショナル(532nm)の方が優れていることがわかっていたことから、
ディスカバリー・ピコは不要であり、Qスイッチ・ルビーレーザーのみで
事足りる、という結論に至りました。
そして昨日。
新しいQスイッチ・ルビーレーザーが納品されました。
いままでのと違って、なんせ小さい!しかも100Vでいい!
2つの手術・レーザー室を行き来できるので患者さんの待ち時間を
減らすのにも貢献できます。
そして、古い機械とお別れ。
当院の使用頻度で12年間もったのは、むしろ奇跡的とメーカーの人に
言われました。
12年間、ありがとう!!
ちなみに、当院において開院以来残っている機械(もちろん現役)が、
現在1台だけあります。
それは何でしょう?