アトピー性皮膚炎の生物学的製剤のデュピクセントは、これまで15歳以上が
保険適応でしたが、この度、生後6か月から使用できるようになりました。
通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。 |
とはいえ、万が一のアナフィラキシーが起きた場合の対応を考えて、
当院でのデュピクセントの投与は、10歳以上とさせていただきます。
これまでは15歳未満のアトピー性皮膚炎で重症のケースは、
・12歳から14歳はリンヴォックやサイバインコのJAK阻害薬(13歳以上の痒み
の強い中等症ではミチーガも)
・12歳未満では適宜光線療法
で対応していましたが、今後はデュピクセントを主とする治療に変わっていき
そうです。
アトピー性皮膚炎に対するデュピクセントの投与症例数は、当院は、千葉県
全体で3位、診療所に限れば1位です。(発売元のサノフィからの情報提供)
アトピー性皮膚炎でお悩みの方はご相談ください。