今日はDiagnosis at a glance(見た瞬間診断)で。

症例:20代、女性

現病歴:5日前から39度発熱および咽頭痛が出現し、内科受診した。

インフルエンザ抗原・新型コロナウイルス抗原陰性であり、風邪の

診断で、PL・ロキソニンを処方された。2日後より顔面浮腫および

躯幹・四肢に紅斑が出現し、皮膚科を受診したところ薬疹と診断

され、アレグラおよびステロイド外用薬(不詳)を処方されたが、

その後も症状が続くため当院受診となった。

現症:体温37.5度、咽頭痛あり。扁桃に白苔(-)

体幹部主体に毛孔一致性紅色丘疹が多発し掻痒を伴う。

膝窩屈側に点状紫斑が多発している。

 

 

さて診断は?

 

 

A.溶連菌感染症

 

咽頭のスワブから溶連菌抗原陽性を確認し、確定診断に至りました。

ペニシリン内服にて軽快しました。

 

 

 

 

本症例では、中毒疹(薬疹含む)を想起するのは容易ですが、そこから、

溶連菌感染症に至るには、本病型を知っておく必要があります。

知ってさえいれば、Diagnosis at a glanceです。