こんにちは
院長の櫻井です
最近、暖かくなって汗をかく季節になり始めたからなのか、やたらと炎症性粉瘤(粉瘤が化膿したもの)
の切開・排膿が多い気がします。
たいていの方は、もともと粉瘤があることは自覚していたけれども、放っておいて、痛くなってから
受診、というパターンが多いですね。
炎症も、ごく早期のものでしたら、抗生剤の服用で散らせることもありますが、多くの場合は、
抗生剤を開始しても炎症が進行し、切開・排膿となることとなります。そうすると、数日間は
通院治療が必要となることがほとんどです。よく、皮膚科や形成外科のテキストなんかには、
切開・排膿の時に、cyst wallを摘出して粉瘤自体も取りきることができる、なんて記載がありますが、
実際には、炎症でぐちゃぐちゃになってて、そう簡単には取りきることはできません。そのため、
炎症が引いたあとに、粉瘤が再発してくることは珍しいことではありません。
したがって、理想的には、痛みがないうちに手術して取ってしまうのが、通院回数も少なくて
済みますし、炎症も起こさないで済むわけです。
粉瘤があるけれども、病院の受診をためらわれている方は、炎症→切開・排膿→再発→手術という
二度手間を踏まないためにも、早めの受診をおすすめいたします。
※シャルムクリニックでは、これまで、エステに関しては水曜日は
お受けしておりませんでしたが、水曜日ご希望の方も多く、
5月より、エステの2回目以降の方に限り、お受けできるように
いたしました。
初回の方に関しましては、従来とおり、水曜日はお受けしておりません
のでご理解の程宜しくお願い致します。