当院では、本年4月から特に乾癬や掌蹠膿疱症の方を念頭に

禁煙外来

を開始しましたが、全くそれら皮膚疾患とは無関係の患者さん

の禁煙外来が増えてきました。

その理由は

コロナ自粛で家にいるのにタバコ吸うなら、禁煙外来に行って

こいと家族に言われた

と、なんとまあ、ご愁傷様・・・という受診の方がぽつぽつと。

確かに禁煙を開始するのに何かきっかけが必要だと思いますから

こういう機会を使うのもいいのかもしれませんね。

 

 

禁煙外来

当院では禁煙外来を行っております。生活習慣病や肺がんといった重篤な病気との因果関係が指摘されている中、 禁煙に挑戦し失敗された方も多いと思います。 また、乾癬や掌蹠膿疱症で、喫煙により治療抵抗性となっている場合があることも明らかとなっています。美容面においても、喫煙によりしわが増えることも報告されています。
健康保険で行う禁煙治療は、お一人の努力だけではなく、 禁煙補助剤の使用や医師、看護師の指導、アドバイスを受けて治療が進められますので、 ご検討中の方はお問い合わせください。

※禁煙治療は3ケ月で5回の通院プログラムとなり、禁煙成功率は約70~80%です。
 35歳以上の方は、下記の1~4の条件を満たしていれば健康保険で禁煙治療を受けられます。
 35歳未満の方は、下記の1、3、4の条件を満たしていれば健康保険で禁煙治療を受けられます。
1. タバコ依存度スクリーニングテスト(TDSテスト)で5点以上
2. 1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上
3. 直ちに禁煙することを希望し、禁煙治療を受けることを文書により同意している
4. 初めて禁煙治療を受ける、もしくは前回の禁煙外来(保険診療による)初回日より1年以上経過している

※条件を満たしていない項目があった場合、健康保険で治療を受けることはできません。
※禁煙治療は12週間で5回通院のプログラムとなっています。 スケジュールどおりに来院できない場合、保険診療での治療は中断となり、以降の治療は自費診療とさせていただきます。(再度保険適用になるには治療初回日から1年以上経過する必要があります。)