昨日は日本性感染症学会にWEBで参加してきました。現地の小倉に行きた

かったけどタイミング合わず・・・

実は、私は、日本性感染症学会認定医なんです。

性感染症というと、泌尿器科や婦人科のイメージが強いかもしれませんが、

皮膚科も大昔、皮膚科泌尿器科とセットだった時代があるように、伝統的に

性感染症の診察も行ってきました。

実際、一般皮膚科でも、性器ヘルペス・性器カンジダ症・尖圭コンジローマ・

梅毒・疥癬・ケジラミ・陰部伝染性軟属腫の診察・治療を行います。

特に大流行の梅毒は多彩な皮疹を呈するために皮膚科を受診することが

多いです。(当院では、郵送検査で検査陽性となった患者さんが受診する

ことがあり、淋菌やクラミジアの治療にも対応しております。)

性感染症を診察した際には、他の性感染症の合併がないかを的確に検査し、

診断しなければなりません。

実は性感染症に関して知識をup dateする機会というのはかなり限られて

いますので、この学会は私的にはかなりマストに近く、できるだけ毎年

参加しています。

今回の学会では、8月にMycoplasma genitaliumの検査がついに保険収載

されたことを知りました。早速検査を当院でも実施できるようにしました。

日々の診療に還元していきます♪