症例:70代、男性
現病歴:数か月前から頭頚部を除く略全身に自覚症状を伴わない
紅斑が多発してきたため総合病院皮膚科を初診し、当院紹介初診。
現症:写真に示すように、頭頚部を除く略全身に、自覚症状を伴わず
強い浸潤を触れる比較的大型の境界明瞭な紅斑が多発。
さて診断は?
A.菌状息肉症(mycosis fungoides)
本疾患を強く疑い初診当日に生検を実施し、病理組織学的に
確定診断に至りました。
今後、医療連携し全身精査を実施し、光線療法で治療を開始していく
予定です。