昨日は日本レーザー医学会総会(WEB開催)のオンデマンド配信を
聴講。
色素性疾患に対するピコレーザーとQスイッチレーザーの比較、
乳児血管腫に対するVビームレーザーおよびプロプラノロール内服
の話が、皮膚科・形成外科領域ではメイントピックスでした。
当院では、色素性疾患(ここでは血管系を除く)に対するレーザー・
機器による治療として、
ピコレーザー エンライトン(532nm,670nm,1064nm 750ps)
ピコフラクショナルレーザー(他院は1064nmがほとんどですが、
当院はあえての532nm)
ピコレーザー PQX(532nm,1064nm 350ps)
Qスイッチ・ルビーレーザー
IPL ルメッカ
CO2レーザー
Er:YAGレーザー
を使用しています。
やはりここで問題となるのは、パルス幅の異なるピコレーザーの
住み分け、さらに、ピコレーザー全盛の今にあえてQスイッチ・
ルビーレーザーを使う必要性です。
僕はすべて使い分けていますが、そのコンセプトは、本学会を
聴講してやはり正しいと確認できました。