こんにちは
院長の櫻井です
今日は大雨明けでしたので、混むかなあ・・・、と思ってたら、やはり、午後が超大変でした
そんな中、今日受診された患者さんからうれしいお言葉をいただきました。
この方は、赤ら顔・顔の痒みに対して、いくつかの病院で診断がつかずにリドメックス軟膏等を
延々と処方されていましたが難治のために、1週間前に、遠方から当院を初診されました。
臨床は典型的な酒さ様皮膚炎でありましたが、かなり赤み・痒みが強く、こういった場合は、
イレギュラーですが、1週間程度、very strong classのステロイドを外用して炎症をとってから
プロトピックに移行していく方がスムーズに行きますので、毛包虫陰性を確認の上で、初診時には、
アレグラ+ビブラマイシン内服、ネリゾナユニバーサルクリーム外用として、本日再診されました。
症状は著明改善しており、内服は継続の上でプロトピック外用に切り替えました。
その患者さんがおっしゃるには、
「やっぱりここに来てよかったです。いろんなところに行って治らなくてあきらめかけてましたが、
スポーツクラブのプールが一緒の看護師さん(注:当院とは関係のない方のようです)に、
「シャルムクリニックに行ってもダメだったらあきらめるしかないけど、まだ行ってないんだったら
早く行ってみなさい」と言われて、受診したんです。他の病院は話も聞いてくれないし、診断も
言ってくれないし、本当にここに来てよかったです。」
ということでした。私としては、いつも通りの診療を実施しただけでしたが、ここまでお喜び
いただき、かえって恐縮でした。
また、同業者の方から、当院を、皮膚科の最後の砦、として認識していただいているということが
わかり、襟を正さねば、と思いました。
これからも地域医療に貢献すべく、努力し続けます。